自分で出来るグリップ交換と ベストなグリップの選び方

ゴルフをすればするほどグリップの重要性が分かってくるものです。細ければ力が入ってしまいやすいし、太ければスライスしやすくなるもの。スコアに影響する重要なグリップ。 

ツアープロの場合、グリップは3~4週間で交換する方が殆ど。しっとり感とフィーーリングを大事にするからシビアに交換するのです。 

我々アマチュアでもスコアに直結するのですから1年に1度くらいは交換をしたいものです。 

グリップ交換のメリットとデメリット 

グリップが細い場合 

グリップが細い場合のメリット 

      ● 手首が返りやすくドローボールが打ちやすい 

      ● ヘッドの重さを感じる。 

      ● 非力な女性やシニアの方に向いている。 

グリップが細いデメリット 

      ● 手首が返りやすくなる分タイミングにずれが生じやすい。 

      ● ヘッドの重さを感じやすい分ヘッドが重くなる。 

      ● グリップが細い分、頼りなさを感じる。 

グリップが太い場合 

グリップが太い場合のメリット 

      ● ヘッド重量が軽く感じる。 

      ● 太い分、手首が返り憎いい分フェードボールを打ちやすい。 

      ● 手の大きい方やパワーのあるアスリートに向いている。 

グリップが太い場合のデメリット 

      ● ヘッド重量が軽く感じる分タイミングが取りにくい。    

      ● グリップが太い分スライスしやすい。 

      ● グリップが太い分振りにくい。 

グリップ交換はシャフトのバット径を知る 

グリップ交換したいけど難しく無い?選ぶ基準ってある?今、使っている太さで滑りにくいグリップを選びたい!少し太くしたい!向きを少し変えたいなど思いは様々です。当サイト管理人の修理経験を分かりやすく解説しますので是非、お役立てください。 

グリップの内径の違いとは 

グリップはシャフトのバツト径(手元の径)を基本に設計されています。 

グリップの差し込み口の内側には、M58,M60,M62、L58,L60,などの表示がありますが知る人は少ないです。バット径とグリップ口径を合わせることで適正サイズとなります。 

クラブメーカーオリジナルグリップが装着されていた場合の交換は、同じグリップにするか、バット径を測り内径を合わせましょう。 

例えば、15,5~15.7ミリのバット径のシャフトにM58のグリップを指した場合、太めのグリップになってしまいます。ベストサイズは、M62になりますので注意しましょう。 

シャフトメーカーのバット径を詳しく見るには下記に。 

日本シャフト|N.S.PRO (nipponshaft.co.jp) 

GRAPHITE DESIGN | グラファイト デザイン (gd-inc.co.jp) 

SPEEDER | フジクラシャフト | ゴルフシャフト・リシャフトのフジクラ (fujikurashaft.jp) 

Diamana™ GT Series|三菱ケミカル ゴルフシャフト (mitsubishichemicalgolf.jp) 

グリップの種類 

ウッド用、アイアン用のグリップはバット径で同じものが基本。 

糸入りのグリップは、滑りにくく競技者やハードヒッターが多いようです。慣れないとマメができてしまうので注意しましょう。糸入りのグリップはラバーグリップより約5グラムくらい、重いのでラバーグリップからの交換はバランスを計りましょう。 

グリップ交換してバランスが軽くなってしまった場合、総重量が重くなりますがバランス調整用の鉛で調整することも有りです。 

パター用のグリップだけは形(変形)も素材(ラバー、合成皮革など)も長さも重さ(70~130グラム)もすべてが違い様々な目的別に作られているため自分に合ったものを選びましょう。 

グリップの重量に注意 

グリップ交換したら「今までと違うクラブになってしまった」と言うことが無いようにしましょう。メーカー純正のグリップが43gのものをツアーベルベットラバー50gに交換した場合、バランスが崩れてクラブヘッドの重さが軽くなり振りにくく感じると思います。 

グリップ交換をしたら必ずバランスが変わっていないか確認しましょう。 

自分でできるグリップ交換 

グリップ交換の仕方

1, 古いグリップをはがす 

       グリップカッターを使って、グリップの先から手元まで切り、古いグリップを 

        外します。 

2, グリップ交換用の両面テープを巻く 

       新しいグリップをクラブに差し込む前に、グリップ交換用の両面テープを巻い             ておきます.    

3, グリップ交換液をスプレーする 

       グリップ交換液をグリップの中と両面テープにスプレーします。 

4, グリップを差し込む 

        新しいグリップを向きを合わせながらクラブのシャフトに差し込みます。 

5, ヘッドとグリップの向きをそろえる 

         グリップを正確に位置づけ、ヘッドとグリップの向きを合わせます。 

6, 乾燥させる 

         グリップ交換液が乾くまで待って出来上がり。 

グリップ交換の目安は、 

グリップの種類や交換時期、選び方についても考慮して、自分に合ったグリップを選んでください。交換は1年程度ごと位にオススメしていますので、自分の好みに合ったグリップを選んでみてくださいね! 

グリップが違和感なく握れることで、再現性のあるスイングができ理想のショットに!! 

まとめ 

グリップを交換することで滑りにくさや違和感をなくし理想のスイングが完成します。グリップに不安があると指先に力が入ってしまいスイング軌道を壊してしまい更にタイミングまでずれてミスショットの原因となります。 

ゴルフは再現性のあるスイングが理想です。グリップに違和感があったら是非グリップを交換してみてくださいね。ミスショットが減少してスコアアップに繋がりますから。 

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