ツアープロでも様々なグリップ(握り方)をしていますが目指している球筋によりアドレスの向きやグリップが少しずつ違います。しかし、ツアープロのアドレスには安定感がありますし、グリップ(握り方)にも一体感を感じると思います。
初心者はどっしりした安定感を真似して欲しいところ。
初心者が目指すべきグリップとアドレス
初心者が目指すアドレスはスケア。目標に対して平行に構えます。
グリップは左右ともストロングに握ることを基本に練習をしてください。
左人指ゆび付け根と親指を合わせた向きが右肩を指し右手も同じ向きです。
スイング軌道が安定してスイングできることで方向が安定してきたら
目標とする球質のフエードかドローかを決めましょう。
初心者は基本に忠実に!
初心者は基本的なグリップとアドレスはスケアです。このことを意識しながら日々の練習や素振りをルーティーンワークとして行うことで体の動きがスムーズになりベストなスイングできるようになるのです。
ツアープロの場合、個々の感じ方や考え方に体が自然に反応して独自のものとし て変わっていく場合が多いのです。意識するだけで変える場合もありますが、こう打てば目的の球質になると思えば体が自然に反応していくのです。
誰でも練習をしてラウンド経験が多くなればHC5くらいにはなれますよ。
ゴルフスイングは再現性が重要
ゴルフ初心者は毎日の素振りや練習回数が多くなれば体が順応して速く大きく柔らかくスイングできるようになります。結果的に再現性のあるスイングができるようになり目的を達成することになるのです。
初心者は練習数もラウンド数も多ければ多いほど結果にでる。
ゴルフは、練習数やラウンド数の経験が多ければ多いほど体がスムーズに動くよ うになり再現性があがり上達が早まります。体の力みが取れる柔軟性が上がることでフィニッシュまで振り切れるようになりナイスショットの確立が格段によくなります。
また、上級者のスイングを注視するようになることで目から入ってくる情報にもこうすればこう言うボールが打てると思うようになり体が柔軟に反応し上達が早まります。
貴方はエンジョイゴルフ、それとも競技ゴルフ?ゴルフが面白くなり上達を目指すなら上級者と数多くラウンドして目で見て覚えてくださいね。
初心者が上達するためには毎日のルーティーンワークが重要
初心者にとって重要なことは自分がどのようにグリップしているか、
どのようなアドレスをしているのか、
全身が映る鏡の前で毎日のルーティーンワークとしてスイングを
チェックしながらイメージ作りや素振りが上達の近道となります。
重要なことは継続することなのです。
ツアープロでも個々にグリップやアドレスは違う!
ツアープロの理想とする弾道は、体形や手の長さ、手の形や指の長さなど、さまざまな要因が関係するため、「これが最高のグリップ」というものを定義することはできません。 しかしツアーのトッププロたちがどのようなグリップやアドレスをしているのでしょうか。
✔ 求める弾道や球質、ツアープロ本人の体形により変わりますが参考にする
ことで上達の近道になります。
✔ グリップにおける「ストロング」と「ウィーク」という表現ですが、
左手の甲が上を向くほどストロンググリップで、
反対に左手甲が目標方向を向くほどウィークグリップになります。
右手は反対に甲が地面方向を向くほどストロンググリップになり、
目標の後方を向くほどウィークグリップになります。
本来グリップというのは左右の手のひらが「互いに向き合う形」が自然な形です。
✔ アドレスは、ボールを捉えるための重要なもの。
一般的には、クローズスタンスは、ドロー。オープンスタンスはフェード。
高い球、低い球はボールの位置と振るポイントで変わります。
初心者は、スケァスタンスと左踵線上のボール位置が基本。
基本だからストレートボールが打ちやすくなる。
ツアープロのグリップとアドレスの安定感を参考にしよう!
● ローリー・マキロイのアドレスとグリップ
グリップは「左手は、かなりストロング、右手は、ややウィーク」。
かつてはドローボールを主体にしていたが、
ここ数年はフェードボールのショットを増やしている。
以前よりも左手のストロングの度合いが強くなったように思います。
ビハインザボールで頭とボールの位置を初心者は参考に!!
✔ ツアープロでも個々に違う握り方だけど「自分に合ったグリップ」の見つけ方は基本的に
初心者は、左手はストロング、右手は左手の握り方と同じ向きを基本にします。
※ ストロングとはフックグリップと言う人もいます。
● ジョン・ラームのアドレスとグリップ
グリップは左右どちらもかなりウィークなグリップといえます。
このグリップで、左手首をいわゆる「掌屈」させてフェースを閉じた状態で
使うことでフェードボールを打っていくのです。
初心者は手首を痛めてしまうので真似しないでくださいね。
● 松山秀樹プロのアドレスとグリップ
我らが松山選手ですが、最近の選手のなかでは左手のグリップはかなりウィークです。最近ドローボールを打つ場合もありますが、基本的にはフェードボールを主体とする選手です。
● 稲森佑貴プロのアドレスとグリップ
ドライバーを曲げないプロNO1のグリップは、左手はスケア、右手はストロンググリップ。
トップ、インパクト、フォロースイングまで緩まず振り切れています。
初心者の方もフィニッシュまで振り切ることでミスショットが少なくなり方向性も安定します。
● リディアコーのアドレスとグリップ
左手はストロング、右手は左手と一体間を持った理想のグリップ。左右の肘は体を向き適度に伸びている。股関節がしっかり折れているため膝の曲がる角度が理想的だ。
アマチュアはベストな見本です。是非、参考にしてください。
● 稲見萌音プロのアドレスとグリップ
左手はスケア、右手はストロンググリップです。
下半身の安定感がないと右に出やすいと思います。
左手はパームグリップ(手のひら)なのか少しルーズ。
好不調の波が出そう。
✔ 今、ツアープロのグリップを見ていくと、左手のグリップはストロングな
選手もいればウィークな選手もいる。
✔ 一方で、右手グリップをストロングにしているツァープロはあまりいない
ということになります。
✔ ドローボールとフェードボールについては、
グリップだけではなく、スタンスの向きやボール位置によっても調整が可能
ですので、ツアープロは状況に応じてそれらの要素を変化させて対応して
いるということになります。
まとめ
初心者におすすめのアドレスはスケア。スタンス幅は肩幅。
体の向きは目標に対して平行に構えます。
グリップは両手共ストロンググリップがベストです。
手のひらが合わさった状態で一体感がでること。
グリップに絶対的な正解はありません。グリップを変えることには通常大きな違和感が伴いますが、弾道の質が劇的に変わることもあります。少しでも良いグリップの仕方があるのではないかと思うなら、少しずつ変化させながら試してみるのも有りです。
管理人の場合、
数十年間ややストロンググリップでスタンス幅狭めでプレーしています。
240ヤードくらい飛べばスコアもまとまりますよ。
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