ゴルフコースは18Hパー72なのにコースレート68.5ってどう言うこと!
ゴルフ場でプレーするとスコアカードにインコース3428ヤードpar36 アウトコース3245ヤードpar36などと表示されています。
競技ゴルフをしている方は皆さんご存じでしょうが、初心者の方などは知らない方も多いと思います。コースレートとはコースの難しさの数字。
コースレートを決める要因は?
コースレートを決める大きな要因はコースの距離と地形にあります。
基本的には、距離の短いコースより長いコースの方が難しくなるためコースレートが高くなります。
さらに、地形の傾きや高低差、年間の風の向きや強さといった材料によってコースの難易度が上がります。
また、設計者が意図的にバンカーや水辺、ハザードなどを配置し難易度を上げることで、コースレートを意図的に計算しているわけです。
日本の平均的なコースレートは?
日本のゴルフ場のコースレート平均値は、おおよそ70前後と言われています。
日本のゴルフコースの殆どが、パーが72に設定されているコースです。そのため、コースレートが72に近づく程、難しくなります。
日本一のコースレートは?
2020年現在、日本のゴルフ場でもっとも高いコースレートとなっているのが、茨城県にある鹿島の杜カントリー倶楽部で、コースレートは77.6となっています。
国内には、パブリックコースなどコースレートの60台前半程度のやさしいゴルフコースもありますから、コースによっては難易度が大きく違います。
コースレートの計算方法は?
コースレートの計算方法は、バックティを使用しスクラッチ(HC0)ゴルファーがコースを10回プレーした時のスコアの平均値を基に割り出すため、1日で査定する場合、コースレート査定には10人以上で査定し小数点以下2桁まで計算します。
日本ではJGA(日本ゴルフ協会)が正式なコースレートを算出することになっています。
少し複雑な数式になりますが、
・MEN’s→(査定距離÷210ヤード)+39.76±難易度+補正係数
・LADY’s→(査定距離÷190ヤード)+41.67±難易度+補正係数
と言う計算になります。
査定距離というのは男性査定委員の実行プレー距離(18ホール)で、210ヤード・女性査定委員の190ヤードという数字や39.76と41.67という少数点以下の数値はJGAが採用している定数です。難易度には査定委員が査定した難易度数値が加算され、仮査定レートが69.9以下の場合には、一定の補正係数が加算されます。
まとめ
コースレートは、コースの難しさのバロメーター。
クラブ競技に参加するようになることでコース攻略を考えるようになる。基本的な攻略方法と
コース設計家の意図が理解できるようになる頃にハンデキャップが5以下になります。
コース攻略を考えることで最短で上達できるかも知れません。
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